田澤ルールってどんなルール?まとめてみた

 

MLBのマーリンズは5月17日(日本時間18日)、
田澤純一投手を戦力外通告にしたと発表しました。

 

田澤投手と言えば、社会人野球チーム
新日本石油ENEOSに所属していた時に、
アマチュアから直接メジャーリーグ挑戦の意向を示したことでも有名です。

 

当時、有力アマチュア選手が直接メジャーに行く
という前例がなく、NPBとMLBの間には、
互いのドラフト候補選手とは交渉しないという
紳士協定があったものの、アマチュア選手の
メジャーリーグ挑戦を阻害することは職業選択の自由に反する
とされ例外となりました。

 

こうして物議を醸しながらも、メジャーリーグに
挑戦できることになった田澤投手は、ボストン・
レッドソックスと3年総額400万ドル(約3億8000万円)でメジャー契約を結びます。

 

このまま田澤投手のように有力アマチュア選手を
メジャーリーグに奪われては困るとドラフト制度
の崩壊を懸念するNPBはいわゆる「田澤ルール」を設けました。

 

 

田澤ルールとは

 

日本のプロ野球のドラフト指名を拒否して海外の
プロ球団と契約した選手は、当該球団を
退団した後も一定期間(大卒・社会人は2年間、
高卒選手は3年間)は
NPB所属球団と契約できないとするルールです。

 

ドラフトを拒否した場合のペナルティ

田澤ルールが出来る前でも、進学する、
社会人チームに所属するといった場合の
ルールは既に定められていました。

 

ドラフトを拒否して進学した場合

大学の場合は、卒業するまでドラフトで指名することは出来ません。

ドラフトを拒否して社会人チームに所属した場合

高卒選手だと3年間、それ以外の選手は2年間ドラフト指名が出来ません。

ドラフトを拒否して留年した場合

翌年のドラフトで指名することが可能です。
※大学野球規定の選手登録期間は4年なので
対外試合に出場できず実戦感覚を失ってしまうというリスクがあります。



田澤ルールって何が問題なの?

 

今回の田澤投手のように、しばらく海外で
活躍した後に戦力外通告をされてしまった場合、
日本でプレーしたいと思っても
2年間はNPBに所属することは出来ません

 

独立リーグなどNPB以外のところで
プレーをしながらNPB復帰を目指すことになる
と思いますが、最近のベテランに厳しい風潮を
見ると、2歳年齢を重ねることは相当のリスクになると思います。

 

まとめ

 

今回の田澤投手は、この「田澤ルール」
が決まる前にメジャーリーグに挑戦した
のでドラフトで指名されていないことから、
ルールが適用されずNPB移籍に支障が出ることは無いと思います。

 

ただ、ルールの見直しをする良い機会なので
希望の選手を獲得するために
1年間だけ野球留学をさせて、翌年のドラフトで
獲得するといった抜け道を別の方法で抑止
できれば、もう少しNPBに戻りやすい制度にしても良いのかなと思います。

 

有力アマチュア選手の国外流出は、
ただルールで縛りつけるのではなく、
MLBよりも魅力のあるNPBにしていくことで、
流出を防ぐ方向に進んでもらえればなと思います。



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東京でシステムエンジニアをしています。 話題になっていることや気になるガジェット、 趣味の野球、競馬、競輪について書いていきます。










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